海と愛 

日々の暮らしと思うこと

ココロの観察

 

 今日は、とてもとても嬉しいことがありました。

 滅多にない、稀にみることで。

 ひとしきり、感激で胸がいっぱいでした。

 

 そのとき、側にはあまり好きではない人がいました。私の中には、ゆううつなことや、考えもありました。

 

 それらが、一瞬にして吹っ飛びました。

 

 ゆううつなことは、ゆううつではなくなりました。 別の視点が自ずと出てきました。

 ゆううつなことそのものが、何処かへ行ってしまったようでもありました。

 

 その、あまり好きではない人と、なんなら楽しくおしゃべりしている自分がいました。その後の流れで、その方から、満面の笑顔で感謝されることがありました。

 

 わたしに訪れた出来事の、感激を胸いっぱいに感じながら、わたしは自分のこの変化も観察していました。

 「ゆううつなこと」や「嫌な人」というのも、案外、いい加減なものなのかもしれません。

 そもそもそんなに悩んでいなかったのでは?と自分に問うてみましたが、NO!NO!  到底そうはいえない、思えない、間違いなく、わたしの心身に重くのしかかっていた事実、事象でありました。

 それらを上回る感激、プラスの感情によって、わたしの何かが変化した。

 それまでのゆううつな事象、嫌な人は、変わらずそこにあるのに。

 

 もう一度いいます。

 わたしたちが感じている、支配されている、「ゆううつ」や「嫌な人」というのは、動かしようのない、絶対的な「真実」の体をとりながら、深刻なそぶりで重くのしかかってくるけれども、実は、どうとでもなる、案外あやふやで、いい加減なものなのかもしれません。