海と愛 

日々の暮らしと思うこと

村上春樹さん

 

未来、知りたいですか? - 海と愛より引き続き読んでいるコチラの本、

 

 

天体の配分についての解説の中で、村上春樹さんが取り上げられていました。

 

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むかし、東洋の占術の鑑定を受けたとき、わたしの星が村上春樹さんと似ているということで(詳細は伏せますが)鑑定士さんに、村上春樹さんのような生き方ができたらいいですね、と言われたことを思い出しました。

そして、こちらの配分(写真↑)を見ても。

似てるんですよね、、(ホロスコープが似ているのではなく、あくまで惑星の配分です)

同じひとりの人間の気質をみるのですから、東洋であれ西洋であれ、言われることが一致してくるのは当然なのでしょうが、驚きました。

 

 

そうそう、未来、知りたいですか? - 海と愛で書いた、未来予知は如何なものか、という思いは、過去にこういった鑑定を受けて、未来のことを色々聞いた経験から感じていることでもあります。

このときの鑑定士さんは素晴らしい方でしたし、鑑定自体を云々言うのではなくて、「未来について言われたこと」そのことそのものが、ビミョ〜に、喉に残ったサカナの小骨が気になるような、爪が伸びてきたのが気になるような、そんな落ち着かない感覚で、今でも時折思い出される。それがなんだかな〜〜と思うのです。言われて良かったこともありますし、注意!なこともありまして。。

 

話を戻しまして、、 

村上春樹さんの作品は、高校生のときによく読みました。

といっても、風の歌を聞け、ノルウェイの森、世界の終わりとハードボイルドワンダーランド、ねじまき鳥クロニクル……くらいでしたが。

ノルウェイの森は、社会人になって読み直し、改めて感銘を受けました。

高校生の頃のわたしも、この作品の凄さは感じていましたが、大人になってはっきりと分かった。

わたしの場合、素晴らしいと思う作品は、読んでいて感覚的に文の行間が狭く、凝縮して感じられます。一瞬もそこから気をそらすことができず、文章の中に引き込まれ、没入し、読むのがやめられない。

密度が濃い。

ノルウェイの森は、そんな作品でした。  

 

今回、村上春樹さんについての(上記写真)「感情や情感を知性で演出しますが、基本的には感情がライトになりやすい。〜〜少なくないように見せかけます」という一節を読み、数年前に読んだ村上さんの本を思い出しました。

 

 

こちらだったと思うのですが、村上春樹さんと読者の皆さんが、期間限定で、メールで質問や相談のやりとりをしたのをまとめたもの。

その中で、ある男性が「通勤途中に見かける女性を好きになってしまった。どうアプローチしたらいいか」みたいな相談を送って、それに対する氏の回答が、『知らない人から告白されても迷惑です。気持ち悪いでしょう。あきらめましょう』みたいな、えらいドライな回答だったのに驚いたのを覚えています。読者である男性側に立って、彼の気持ちに寄り添った回答をするのが一般的と思ったからですが、よくよく考えてみると、氏の回答も至極もっともで。

………全然(感情が)少なくないように見せかけてないやん、ありのままや! と思った訳です。(ゼロがある人は要素ゼロである感情・情感を否定するか、意識して補おうとするかのどちらかだそうです)

 

 また、村上春樹さんは、毎朝4時に起きて執筆、その後ジョギング、午後はフリータイムで夜は21時に就寝されるのだとか。

毎日ページ数を決めてコンスタントに執筆されているとも聞きました。

ご自身で生活の規則を決めて、実行しているのだなぁ、と。

会社や他人に強いられるのではない、己が己を律する、セルフ山羊座的な。。。

 

わたしも、願わくばせめて、氏の早寝早起き習慣から見習いたい。

早寝をしても、起きる時間がいつもと一緒で、タップリよく寝た〜♡で終わらないように。。